参議院法制局は、参議院議員の法制に関する立案に資するために置かれた機関です。この試験により採用された職員は、議員の依頼に応じて、法律案・修正案の立案、法制に関する調査などの職務に従事することになります(詳しくは、パンフレット又はこのホームページを参照してください。)。
令和3年度参議院法制局職員採用総合職試験案内
1 職務内容
2 採用及び待遇
- (1)採用予定日
- 令和4年4月1日
- (2)採用予定人数
- 若干名
- (3)身分
- 特別職の国家公務員である国会職員となります。
- (4)待遇
- 国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)に合格し、採用された政府職員との均衡を考慮した待遇となります。
- (5)給与
- 初任給として232,840円 *(給料+地域手当+業務調整手当)が支給され、その他手当として通勤手当、住居手当、扶養手当、
超過勤務手当、期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス)等が支給されます。
※この額は、令和3年1月1日時点のもので、
行政職給料表(ー)2級1号給が適用された場合の例です。
3 受験資格
- (1)年齢等
- 1.平成3年4月2日から平成12年4月1日までに生まれた者
- 2.平成12年4月2日以降に生まれた者で次に掲げるもの
-
- a.大学を卒業した者及び令和4年3月までに大学を卒業する見込みの者
- b.参議院法制局長がa.に掲げる者と同等の資格があると認める者
- (2)欠格事由(次のいずれかに該当する者は、受験資格がありません。)
- 1.日本の国籍を有しない者
- 2.国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者
4 試験の内容、日時等
試験の内容、日時等は、次のとおりです。
第1次試験
- ○多肢選択式試験
- 【基礎能力試験】
- 80分 40題
出題範囲 知能分野(文章理解、判断推理、数的推理及び資料解釈)
知識分野(社会、人文及び自然)
- 【専門試験】
- 80分 40題
出題範囲 憲法、行政法、民法及び刑法
- ○試験日時
- 4月17日(土)
- 【基礎能力試験】午後1時〜午後2時20分
【専門試験】 午後3時00分〜午後4時20分
- ○試験会場
- 東京:東京大学駒場Ⅰキャンパス講堂(東京都目黒区駒場3-8-1)
京都:池坊短期大学美心館(京都市下京区四条室町鶏鉾町)
- ○合格者発表
- 4月20日(火)
- 参議院第二別館前に掲示します。合格者のみ別途郵便で通知します。なお、合格者の受験番号については、参議院法制局ホームページにも掲載する予定です。
- ○その他注意事項
- (1)受付時間
- 午前11時30分〜午後0時30分
(午後0時40分着席)
(なるべく早めに受付を済ませてください。)
- (2)携帯品
- 筆記用具(HB鉛筆、プラスチック消しゴム)
- (3)連絡先
- 参議院法制局総務課(Tel. 03-5521-7729)
- (4)受験票について
- 受験票は、事前に郵送せず、当日受付で交付します。受験申込をした方は、当日現地にお越しください。
第2次試験【論文試験】
(第1次試験合格者に対して行う。)
- ○論文試験
- 180分
- 出題範囲 憲法、行政法及び民法
- ○試験日時
- 4月29日(木・祝)
- 憲法 午後1時30分〜午後2時30分
行政法 午後2時50分〜午後3時50分
民法 午後4時10分〜午後5時10分
- ○試験会場
- 参議院第二別館
- ○合否の通知
- 5月18日(火)以降
- 合否を郵便等で通知します。
過去の出題例(「採用・勤務条件などに関するQ&A」のページを参照)
第2次試験【面接試験】
(第2次試験【論文試験】合格者に対して行う。)
- ○面接試験
- ○試験日時
- 5月下旬以降の指定する日時
- ○試験会場
- 参議院第二別館
- ○合格者発表
- 合否を郵便等で通知します。
第3次試験
(第2次試験【面接試験】合格者に対して行う。)
- ○口述試験及び面接試験
- 口述試験の出題範囲
- 憲法を中心とする法律問題
- ○試験日時
- 6月上旬以降の指定する日時
- ○試験会場
- 参議院第二別館
- ○合否の通知
- 合否を郵便で通知します。
5 受験手続
- (1)申込方法
- 3月15日(月)から4月8日(木)までの間に、受験申込書の提出(郵送による場合は、同日必着)又は電子メールの送信(同日午後5時締切)により、受験の申込みを行ってください。
-
- ※ 受験申込書は、郵送又は持参(郵送による場合は、封筒の表に「法制局総合職受験」と朱書し、簡易書留にしてください。)により、提出してください。
- ※ 電子メールは、表題を「受験申込(氏名)」とし、本文に「氏名、住所、生年月日、連絡可能な電話番号、受験地」を記載して、「h-soumu@sangiin-sk.go.jp」に送信してください。受信確認後、受信した旨の確認メールを送信しますので、確認メールが届かない場合には、4月8日(木)午後6時までに電話(03-5521-7729)をしてください。
- ※ 電子メールによる申込みをした場合でも、4月14日(水)(郵送による場合は前日消印有効)までに、上記の方法で受験申込書を提出してください。受験申込書の提出がない場合は、受験できません。
- (2)受験申込書
- ① 印刷版
参議院法制局総務課で交付します。郵便で請求する場合は、封筒の表に「法制局総合職請求」と朱書し、宛先を明記して210円分の切手を貼った角2(A4判が入る大きさ)程度の返信用封筒を同封してください。 - ② ダウンロード版
このページの上部よりダウンロードが可能です。
ダウンロード版で受験申込書を作成する場合は、必ず、「ダウンロード用書類作成要領」を確認してください。
- (3)受験申込書の提出先
- 参議院法制局総務課
〒100-0014
東京都千代田区永田町 1-11-16 参議院第二別館(南棟)4階
TEL 03-5521-7729
持参の場合の受付時間は、午前10時〜午後5時(土曜日、日曜日及び祝日を除く。)
- (4)その他
-
- ※ 受験に際し、身体等に障害があるため特に何らかの措置を希望される方は、受験申込時にその旨を参議院法制局総務課に申し出てください。
- ※ 第1次試験の合否の決定に当たって、総合点では決め難いときに、専門試験の結果を重視することがあります。
- ※ 第1次試験合格者には、原則として、大学の成績証明書等の提出をお願いすることになります。第2次試験の詳細な受験案内は、第1次試験の際に配布します。
- ※ 面接試験(第2次試験及び第3次試験)の参考とするため、第2次試験【論文試験】の合格者には、性格検査(Web実施)を受けていただきます。
その他この採用試験に関しては、参議院法制局総務課までお問合せください。