| 行政法における信義則(信義誠実の原則)について述べた上で、以下の事例についてどのように考えるべきか述べなさい。 |
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甲は、所得税の申告に当たり、乙税務署内の相談コーナーで税務職員に相談し、当該税務職員の指導に従って申告をし、納税をした。 しかし、当該税務職員が話した内容には法令の解釈の誤りがあり、その結果、甲の申告は、甲が本来納めるべき納税額より納税額が少なくなる申告となっていた。このため、甲に対して乙税務署長により更正処分がなされ、甲は、納税額が増加することとなり、増加分を新たに納めなければならなくなった。 そこで、甲は、当該更正処分を不服として、乙税務署長に対する異議申立て、続いて国税不服審判所長に対する審査請求を行ったが、いずれも棄却されたため、取消訴訟を提起した。 |
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Y村のA村長は、X会社に対して、工場の建設を熱心に勧め、工場建設のために村を挙げて全面的に協力することを約束し、村議会も村有地を工場用地としてXに譲渡する旨の議決を行った。そこで、Xは、工場誘致に応じることとし、敷地整地工事を行い、機械設備も発注した。 ところが、その後まもなく行われた村長選挙で、Xの工場進出に反対する住民グループの代表Bが村長に当選し、Xが提出した建築確認申請書を県建築主事へ送付しないなど工場建設に不協力の態度をとったため、Xは、工場の建設操業を断念するに至った。 そこで、Xは、村の工場誘致政策に協力して工場建設の準備を進めたために生じた損害の賠償をYに求めた。 |